倉式が蔵式で
2007年 12月 25日
アートグループ「倉式」は
会場を笠岡に移してその名も、「蔵式」として展開しました。
舞台となったのは、もとは廃屋の蔵。
テーマは、「再・構・築」。(←そそるよねぇ
鳩のフンがびっしりと積もった床一面・穴の空いた屋根。
電気も水道もない蔵に
最初の最初から手を入れるところから始まりました。
どっから調達してきたのか、えらい量の木材。
業者の手は借りず、全て自分たちで創れる幸せ。
搬入時には、その見事な変貌に圧巻~
朽ちた感じは残しつつ、屋根の高さを利用した縦の展示。
剥き出しの梁にロープを吊してブランコにしたのは誰なんでしょう。
子供心いっぱいな大人が手を加えたんですから~
無邪気に遊べる愉快な空間に仕上がりました。
元気で自由なこの溢れるエネルギーは何なんでしょう・・・
寒い寒い蔵の中で、
ストーブの周りにひしめき合うように囲んだおでんも。
お餅つきも、キャンドルナイトも。
その中で聞くギター演奏も。
ここにこうして独特の力を持って生まれたものに、胸がいっぱいになり
ず~~と幸せ気分でした。
狙いの通り、ここら界隈を少しは元気にできたかな?
そんな大きなことは分からないけど
少なくとも自分とその周りはこの上なく楽しくて有意義、
この一人一人の気持ちがきっと全体に繋がっていくんだと
信じてやっています。
次号の冊子創刊において
とっても嬉しいお仕事の話を頂きました^^
ふぅ~涙にむせいで彫刻刀が握れない・・・
あぁ、締め括りに相応しいお楽しみイベントでした。
どうか来年も出会い多き一年になりますように、南無~。
by hangaholic
| 2007-12-25 17:07
| アートな時間